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Jr.界隈うろうろヨタヨタ

そのへんのヲタの日記帖

『オーシャンズ11』 2014/6/9 初日〈前編〉

オーシャンズ11 6/9 初日】一幕

 

ずっと緊張感を持ちながら待っていた初日の幕が開く。


宝塚版は見ず、映画版も直前に一応見直そうか迷ったけど見ず、
記憶の中にあるモロイ兄弟ってだいたいこんなだったなあ、、
それを萩安がやるならきっとオモチャのような可愛さか、道化師的なにぎやかし?
でもきっとそれらとは真逆の、ものすごいギャップも観られるはず、観たい。という期待。

 

一方、あんなメンツの中にぶっこまれたらとにかく体格差が目立ちそうで
実はそれだけが本当に不安でした。いやなぜかよくわからないんだけれど、
本当にそこが心配だった。
ほかのことは心配するだけ野暮というか、わかってることじゃん。
そのうえで、途上の彼らを観て一喜一憂したいわけじゃん(自分はね)

 

とにかく、一切のネタバレなく観る舞台は、それだけで最高。


〈一幕〉

 

テス役、観月ありささんがインタビューで「全員で踊るオープニングが」と
話していたのを聞いて(これはネタバレとは言わない!)それから
全員って全員だよね、みんなだよね、萩たちもいるよね、
ってなんだかすごく気になっていた。

 

いきなりダンスシーンかまされるのかなと待ち構えていたら
主役登場。プロローグがあってからの、ダンス!


FATE CITY

 

運命の街ベガス!!!

 

双眼鏡はいらなかった。
念のため、というか癖で、膝に置いていたけれど使った記憶がほぼない。
細身のスーツにボルサリーノ系のハットをやや深めにかぶっている。
なんだか声が出そうで両手で口をおさえてみてた。
やっぱり細い、細いけれど、今はそこが美しいし、体にビシッと芯が通っていた。

 

このあと初めて見るステージを楽しく拝見しました。
もういろいろ書きたい話はあるんだけれど、それをやっていたら書き終わらないので
我らがモロイ兄弟の話をとにかく書くのです。


◆モロイ兄弟

 

モロイ兄弟、カラフルな衣装、安井がキャップ、萩谷がニット帽をかぶっている。
萩谷のニット帽は、フライヤーなどで観ていたあの「オレンジ帽ではなく」て
かなりほっとしました。ほっとしましたよそりゃ。
実際の衣装は、ポンポンがトップに着いたカジュアルなニット帽。

 

最初は、やや場違いとさえ思える二人。
主にあの衣装のせいだね。でもそれがいいんだ。
キャラが違う奴らがきたなーって一発でわかる。

 

(キャラといえば、水田さんもあの黒ブチ眼鏡よかった、わかりやすいね。
 男性が多く登場する舞台だしキャラ分け大事)

 

で、その場違いなふたりがオーシャンズの舞台に
スルッと入れた(と思えた)のは、ダニーが二人を訪ねてくる場面。

 

ダニーがインターフォンを押すと、
ステージ上の大きなモニタにその顔が表示される
(来客の顔がわかるモニタタイプのインターフォンっていう設定)
大映しになったダニーの顔に、リアルタイムで映像が合成がされていくんだよね。
なんていうの、「ふなっしー」みたいな/笑、黄色い丸々っとした、かぶり物を合成されていくかんじ。

(補足。後日観劇したとき見たら、頭に葉っぱがぴよんと生えてて、だいたいふなっしーでした!笑)


そこで会場がドン!っと湧いて。
もちろんその笑いは合成された面白い顔のダニー(慎吾)に
送られているのだけれど、そのシーンを境にかなり場の空気が変わって。

 

モロイ兄弟は映像加工の達人(映像・CGクリエイターみたいな位置づけ)
なんだけれど、だからといって作品づくりに金を出してくれる人は居ない。
"じゃあ自分で稼げばいいだろう"と、ダニーがベガスの金庫強盗に誘う。

 

タークはいつもビデオカメラを回している。
バージルはノートPCをいつでも持っている。
ちなみにターク(萩谷)のビデオカメラはSony製でした。

 

で、金庫強盗の仲間に入ることにしたモロイ兄弟。
ダニーがお前らも来いよ、とばかりに上手から二人を招く。
ラスティー山本さんと、黒ブチ眼鏡のリヴィングストン水田さん!

 

そして

 

ダニー慎吾、ラスティー山本、リヴィングストン水田と
萩谷と安井のモロイ兄弟5人がそのまま踊る踊る踊る!!

 

◆オシャーンズ11勢揃い

 

11番目に選ばれスカウトされたスリの天才ライナス(真田)が
オーシャンズの打ち合わせに合流するところ。酒場。

 

モロイ兄弟はふたり揃って
小さな椅子を取り出し、酒場の床に置いて、
その表面のホコリをさっさと手で払う仕草。こういった仕草が全部お揃い。
いろんな場面で同じように右を向き、左を向き、顔を合わせてびっくりし、
(あと、ステージ上で、映像投影用の白い幕をふたりで掲げて持ってみせたり)

 

兄弟というより二卵性の双子ちゃん。
嗚呼この子たちが舞台の人気者になりますように、と祈らずにはいられません。

 

(このあとの幕間で、周りの席の方がパンフレットを眺めていて、
 顔はみていないけれど落ち着いた女性の声で
 「この子たちはジャニーズなのねえ、可愛いわねえ」と
 ほのぼのした声が聞こえてきて席が立てなくなる私がいました)

 

◆モロイ兄弟とディーラーのフランク

 

ターク(萩谷)はビデオカメラをとにかくずっと回していて。
いろんな人、場面をビデオカメラでずっと撮っている。
いちいち撮っている相手をからかうような顔をしたり、
「お、ここは撮らねば」みたいな顔になったり。

 

(どこの場面だったか、ルーベン芋洗坂さんの頭を上から狙い撮りしてたのには笑った。
 ダニー慎吾、ラスティー山本はもちろん、とにかくいろんな人を撮っていた。
 表情は大きく、よく動いていました)

 

あと、カジノのディーラー役をやっていたオーシャンズ11の一人、
フランク・カットン角川(かくかわ)裕明さん!
このフランクとモロイ兄弟が(役柄上)とても仲良し?カジュアルな間柄のようで
しょっちゅうこの3人でワイワイやっていた記憶がいま蘇った!
フランクがひょいっと兄弟のところにやってきて、
「あいつら何やってんの?(フランク)」
「さあ?(バージル)」「さあ?(ターク)」みたいな雰囲気で!

 

で、ダンス!!!

 

ライナス(真田)が仲間に入って、オーシャンズ11が揃い
みんなで踊る場面がすごく良かったんです。

 

ターク(萩谷)は、ちょっと観た事のないような、
突き抜けた明るい…明るいというよりもまぶしい、
きらめくような笑顔で歌いながら踊っていて
"あんないい顔で踊ってるのか"となんだかこみ上げるものがあり
まさかこんなにぎやかな場面で自分泣くのか?! (いやさすがに泣いてない)


◆一幕ラスト

 

一幕のラスト、タキシードで踊る!蝶ネクタイ!

そしてオーシャンズ11揃い踏み!

ずらっと並んだ下手側にモロイ兄弟、最下手にターク

 

素敵だった美しかった格好良かったの無限ループ
みたいな感想しか出てこない。書きたいことは山ほどあるのに!


◆余談

 

一幕途中で、とにかくスターと並ぶし、ダンサーズと並ぶし、
どう見えるんだろうと本当に緊張してのぞんだ初日なんですが、
自分が思っていたより体格負けしていなくて、そこが本当に意外で。


(事前に、、相当悪い方の想像をしていたので、それよりはだいぶ良かったという話でもあります)

 

細いけど、肩がないけれど、今回のタークは上半身にボリュームのある衣装なので

かなり助かってるな、とは思います。
が、スーツになってもこれが案外大丈夫で。もちろん細い。でも、大丈夫だと思った。

顔の表現はとにかくはっきりしている。目が開いている。
たぶん舞台用のアイメイクが合ってる。薄くない。
動きも大きい、よく動けてる(これはいつもだけど!)

 

なんてことをぼんやり考えていたら、本当にあっという間に、幕間が終わった。

 

ちなみにミュージカル全体のストーリーについては、、

元の映画からしてそれほど”物語性”が強い映画じゃないから
そこ気にするところじゃないです、断言。

 

〈つづく〉